近親相姦なんて気にしないで
私の体がすっかりオトナに成長すると、私はお母さんの若い頃に生き写しになった。
私の子供の頃に亡くなったお母さんの写真をみると、自分かと錯覚するくらい似ている。
それから、お父さんの束縛が激しくなった。
門限が厳しくなったり、男の子といっしょに遊びに行くと怒られたり。
私はお父さんが私の中にお母さんをみているのが悔しかった。
ずっとずっと私はお父さんを男として好きだったから。
物心ついて、近親相姦っていう言葉を知って、お父さんとは結婚できないんだって知ったときは、目の前が真っ暗になるくらいショックだった。
「大きくなったら、お父さんのお嫁さんになるの!」
無邪気にいっていた頃が懐かしい。
あの時は、近親相姦なんて気にしないで、お父さんに抱きついたり、おひざにのったり、いっしょにお風呂に入ったりできた。
大きく育ってしまったオトナのこの体では、お父さんに抱きつくこともままならない。
お父さんがとても酔っ払って帰ってきた日、私はお父さんのベットに裸でもぐりこんだ。
「あなた・・・あなた・・・。」
抱きつきながら、ささやくと、お父さんは寝ぼけて、私をお母さんだと勘違いした。
お母さんがいなくなって、何年も経っているのに。
お父さんの中には、いまだにお母さんがいるんだ・・・。
「奈緒美・・・。」
お母さんの名前をつぶやきながら、お父さんは私の体をぎゅうっと抱きしめる。
お酒臭い唇でキスされて、私はとても嬉しくて、とても悲しかった。
ファーストキスをお父さんとできたのは嬉しかったけど、お父さんは私をお母さんだと思っているから。
熱い舌が私の口の中に入ってきて、息ができないくらいに口中を犯される。
お父さんの息が荒くなっているのがわかって、部屋中にきこえるんじゃないかと思うくらい胸がどきどきした。
すごく興奮して、体の奥が熱くなっていくのを感じる。
お父さんの舌は私の体をなめまわして、おっぱいへとたどりついた。
誰にもふれさせたことのない私の体をお父さんがさわっているという悦びで、私の心はいっぱいになる。
お父さんの舌が乳首にふれたとき、電撃が体を貫くような快感が走った。
乳首に舌がまとわりつくたびに、あえぎ声が抑えられないくらいに気持ちいい。
だめ・・・こんなに声をだしたら、お父さんに気づかれちゃう。
近親相姦なんて、マジメなお父さんがするはずもない。
お父さんの舌は、おまんこのワレメをなぞりはじめた。
いままで何度もお父さんとのセックスを想像して、自分でオナニーしてきたけど、おまんこを舐められるのって、すごく気持ちいい・・・。
私はうっとりとして、お父さんの舌が与えてくれる快感に身をまかせた。