あたしのスーツ姿、どう?

就職活動のためにスーツを着た大介は、まるでコスプレしてるみたいだった。

 

ごていねいにメガネまでかけちゃって、ホント、別人にみえる。

 

今まで、全然、タイプじゃないと思ってたのに、急にどきどきしてきて、いつも

 

通りに話せない。

 

「ウケる?マジでコスプレみたいだよな。スーツだけでもイヤなのに、コンタクトまで落とすなんてさー。」

 

中身はいつもの大介だけど、メガネしてるとすごく賢そうにみえる。

 

「真央はちゃんとOLにみえるな。大人っぽいからスーツがよく似合ってるよ。」

 

あたしのスーツ姿、どう?

 

「あたしは?あたしのスーツ姿、どう?」

 

童顔で巨乳の美奈子が、体をのりだしてきくと、大介が大笑いする。

 

「コスプレ以外の何物でもないだろ。同じコスプレするなら、セーラー服の方が

 

いいんじゃないか?」

 

「セーラー服で就職活動なんて、できないでしょ。」

 

あたしのスーツ姿、どう?

 

いつもの二人のじゃれあいなのに、羨ましく感じてしまうのは、スーツ姿でメガネの大介がかっこいいから・・・。

 

「真央、どうした?元気ない?」

 

大介に顔をのぞきこまれて、びくっとしてしまう。

 

「もしかして、スーツ姿の大介にときめいちゃってるー?」

 

美奈子に冷やかされて、顔が真っ赤になる。

 

「え、うん。かっこいいなとは思ったけど・・・。」

 

「だったら、付き合えば?大介は真央のこと、ずっと好きだったんだよ。」

 

「お前・・・勝手にバラすなよ・・・。」

 

「いいじゃん。真央だって、まんざらでもないでしょ。お試しだと思ってさ。」

 

美奈子に押し切られるようにして、私達は付き合うことになった。

 

友達だった期間が長いので、妙に照れくさい。

 

「邪魔したら悪いから、帰るね!」

 

そそくさと美奈子が帰ってしまうと、会話が続かなくなって、ろくに話せないまま、「送ってくよ。」といわれてしまった。

 

手も繋げないまま、ぎこちなく歩く。

 

あたしのスーツ姿、どう?

 

駅に向かっていたはずなのに、いつの間にかラブホテル街に来ちゃってて、すごく気まずくなった。

 

「ごめん。なんか迷ったみたいで。」

 

「ううん。よかったら、寄っていく?」

 

自分から誘うなんてはしたないかなって思ったけど、スーツ姿にメガネの大介とラブホテル街を歩いてるだけで、パンティにシミができそうなくらいおまんこが濡れちゃってたから、いってしまった。

 

「えっ、いいの!?じゃ、行こう!ここでいい?」

 

 

あたしのスーツ姿、どう?-2



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